中国共産党政権は何時まで保つのだろう・・・私の意見・黄門様の印籠・その1204

支那の歴史を振り返ってみると、政権は常に革命内戦によって交替している。今の共産党政権も国民党政権を武力で放逐して樹立した政権であるが、毛沢東以来の政権の矛盾は鄧小平の社会主義市場経済理論で息を吹き返した。ここから所謂江沢民時代に入り私営企業家の入党をも認めた。私営企業家の入党許可は階級政党から国民政党への脱皮を意味しており、共産党の一党独裁にも影が差すこととなったのではないだろうか。
国民政党は他党競合によって本来成り立つもので、一党独裁の中国の現状はそもそも矛盾を孕んでいる。中国も今各地で現政体に対する不満分子の台頭が見られるが、それを現政府が何時まで強権的に対応し得るか疑問である。

以前にも触れたが民族主義の台頭は世界を覆いつつあり、漢民族一民族と共産党政府一党支配が何時まで保つものかと疑問を呈するものである。鄧小平の社会主義市場経済理論と天安門の武力弾圧で辛うじて寿命を繋いだ共産党政権であるが、貧富の格差が民族主義に加わって、次第に現在の政府を覆す勢力になりつつあるようだ。

そもそも一党独裁や一民族による他民族の支配は、人間の素直な気持ちに反しているものでそれを強行しようとする政権が長持ちした例はなく、時代が下り民衆間の情報伝達の手段が多様化且つ速くなった現在如何にそれを強権的に抑圧しても不可能ではないか。古くはソ連邦の崩壊、近くは北アフリカでの革命を見ても抑え抱え出来るものではないだろう。

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